2017年勉強会

日時:2017年4月1日(土)13:00~16:30

会場:大和市文化創造拠点シリウス・マルチスペース
参加者:小学生2名、高校生1名、大人8名  

聴講:2名

 

2016年11月にオープンした大和市文化創造拠点シリウス・マルチスペースにて、当教室初の試みとなる勉強会を開きました。まず7名の個人レッスンと1組の二重奏のレッスンを行い、最後に参加者全員(11名)で3曲を合奏し、勉強会を締めくくりました。終了後には懇親会を開き、生徒さん同士の親睦を図りました。

レッスン風景




全体合奏練習(動画)

勉強会を終えて

指導する立場からのメッセージ

「新しい施設シリウスを利用して、お互いのレッスンを聴き合う会をやってみてはどうだろう」という発想から生まれた今回の勉強会。準備期間が短かったのですが、生徒の皆さんやご家族にご協力いただき、スムーズに進めることができました。

他の方のレッスンをじっくり見学することで自分の課題を再認識したり、日頃のレッスンの中では気付かない新たな発見があったりと、今後の練習へのヒントが見い出せたのではないかと思っております。

 

合奏は個々のレッスンの中で勉強しておき、当日初めて合わせました。どなたでも参加できる初級レベルの曲(篠崎バイオリン教本2より二重奏曲3曲)を選びましたが、どんな簡単なものであれ、それぞれのレベルの中で課題を見つけて練習することはできるはずです。初めて合奏に参加された方も、ソロでは味わえない音が重なり合う醍醐味や皆で一緒に演奏する楽しさを肌で感じ取ることができたのではないでしょうか。年齢や音楽歴は様々でも音楽を愛する気持ちはひとつ。これからも基礎を大切に、生徒の皆さんがより楽しく演奏できるよう指導していかなくては、と改めて気持ちを引き締めました。

生徒の皆さんの感想

姿勢をよくすること、弓が曲がらないように注意することが自分の課題(小学4年男子)

初めての勉強会で少しきんちょうしました。でも自分てきにはだいぶできたなと思いました。今回の勉強会でのはんせい点は、少し弓が曲がっていたことと、少ししせいが悪かったところです。これからは最初の基本のしせいに注意して、それができるようになったら弓が曲がらないように注意することを自分の課題にしたいと思います。
次は、ほかの人のを見て勉強になったことです。みなさんしっかりとひいていて全員すごかったです。入ったばかりなのにしっかりひけていた人、ぴったり息が合っていた二重奏の二人、指をしっかりす早く動かしてかんぺきにひいた人、みんないい音が出ていたのでいいと思いました。
さいごに合そうにさんかして感じたことです。ぼくは2つ目のメヌエットがとても速くてビックリしました。もう1つは、とちゅうとちゅう音ていが外れていたことです。そこは自分てきにもちょっとダメだったかなと思いました。

 

今回学んだことをもとに少しずつ成長していきたい(小学6年女子)

個人レッスンのモーツァルトの協奏曲第5番第1楽章では、最初のアダージョが自分のリズムで始められなくてずれました。アレグロのところは、あせって速くなったり、難しいところでおそくなったりしてしまいました。あと気合を入れ過ぎて音程を外しました。バッハのドッペルコンチェルトではフォルテにすべきところの音がまだ小さく、セカンドヴァイオリンに負けていました。

合奏で(コンサートミストレスとして)最初の合図はうまく出せましたが、自分のことに集中し過ぎて、テンポがどんどん速くなってしまいました。合奏は去年の発表会と比べて人数も増え、少しレベルが上がった気がしました。ソロの時は音程がずれていてもみんなで合わせると一つの音のように合わさってきれいでした。これからもコンミスとして精進していきたいです。

普段のレッスンでは、わたしだけたくさん注意されていると思っていましたが、みんなも同じように注意されているのを知り、安心しました。他の人のレッスンを見て「そうだなぁ」と共感できるところもあり、とてもわかりやすかったです。先生のレッスンだけでなく、生徒同士でもアドバイスし合える時間があったらお互い勉強になると思いました。ヴァイオリン人生の中でも勉強会という形ははじめてで、よい経験となりました。もうすぐ受験ですが、今回学んだことをもとに少しずつ成長していきたいです。

 

緊張がどうこうよりも、まずもっと力をつけなければいけないと反省(高校1年女子)

勉強会は発表会とはまた違った雰囲気でおもしろかったです。

私は勉強会前にレッスンへ行けなかったことや前日に弾いた時に完成度が低かったことなどで不安になり緊張してしまい、焦って思い通りに演奏することができませんでした。思い通りに弾けなかったことが悔しくて「初めは緊張しなければよかったのにな」と思いましたが、他の人の演奏を聴いて、緊張している人もしていない人もその中で力を発揮しているのだ、ということを感じ、緊張がどうこうよりも、まず「もっと力をつけなければいけないな」と反省しました。

また色々な人のレッスンを聴いて、自分もよく同じ注意をされているなと思ったり、自分はあまり言われていないことでもこういう事も気をつけた方がいいのだなと気付いたりして、勉強になりました。

勉強会で感じたことを取り入れつつ、これからのレッスンではもっと多くのことを吸収していきたいです。

 

勉強会を通して皆さんとの距離がグンと近づいたような気がする(60代男性)

個人レッスンでは緊張して弾いたせいか汗だくになりましたが、終わった時、皆さんから思いのほか盛大な拍手をいただき、嬉しかったです。下手ながらも一生懸命弾いたことを認めていただけたのかもしれません。

この日のために1曲を繰り返し練習してきましたが、同じようなミスを繰り返してばかりで、何度練習しても満足のいく演奏ができないので、モチベーションが低下しがちになったこともありました。しかし自分より少し先を進んでいる方たちがレッスンを受けているのを見て、彼らも辛抱強く練習していることがわかり、力をもらいました。

他の方の演奏を聴いたり、合奏したりすると、その方との距離がグンと近づいたような気がするのは不思議なものです。今回の合奏は脱落していた時間が長く、残念な結果に終わってしまいましたが、次の機会にはずっとついていけるようになりたいです。

 

他の方のレッスンを実際に見て、自分の今後の課題がより明確に(40代女性)

個人レッスンでは、なかなか知ることができない他の方たちのレッスンの様子を実際に見せていただき、自分の今後の課題がより明確になりました。弓の持ち方や腕の角度、姿勢を意識すること。弓を真っ直ぐ使うこと。まずはもう一度基礎に立ち返り、これらのことをしっかりと身につけていきたいと思います。

合奏では大変緊張しましたが、大勢で曲を奏でる感動を味わうことができました。またこういった機会に参加できますように、この勉強会を自分の成長のきっかけとして、これからも楽しみながら練習をしていきたいと思っております。

 

難所の直前こそ落ち着いて弾くよう心掛けることが大事(30代女性)
曲と同じ調のスケールを弾いてから練習を開始する、これは最も印象深く残った事柄です。言われてみればなるほどと思うことなのですが、今まで意識をしたことがありませんでした。今後私も真似していきたいと思います。また難所の直前箇所は疎かになってしまいがちかと思いますが、直前こそ落ち着いて弾くよう心掛けることが大事だと思いました。また、自分勝手に弾くのではなく弓は使うべき所では沢山使うことも普段から意識しようと思いました。
恥ずかしながら私はこれまで強弱記号以外を意識することが無かったので、全弓・半弓・上半弓などの弓の使い方やテンポの指示など、楽譜に書いてある細かいことに気づいていませんでした。譜面をきちんと見る習慣を身に付けようと思いました。また*sul tastoを上手く取り入れて弾くこと、そしてその曲がどんな時代に作曲されたものなのかを理解し演奏することも大切だと感じました。

懇親会ではレッスン生やご家族の方々とお話ができ、楽しい時間を過ごせました。

*sul tasto(スル タスト):弦楽器特有の奏法で、指板寄りの位置で弾くこと。音量が抑えられ、柔らかな音色になる。

 

普段経験できない皆さんとの合奏に参加でき、とても楽しかった(50代男性)

自分以外の方のレッスンを拝見し、これから先自分がどんなレッスンをすることになるかを知ることができとても参考になったのと、「将来的にあんな風に弾けるようになったら本当に楽しいだろうな」という期待と憧れを抱くことができました。

合奏では自分のレベルより上位の曲に挑戦させて頂き、また、普段経験できない皆さんとの合奏に参加でき、有難く、とても楽しかったです。実は、自分は途中で何度か演奏から脱落してしまい、若干あせりましたが、他の皆さんが弾いていて下さるので曲が中断するわけでもなかったため、大して気にならずに大変エンジョイできました。

勉強会終了後に参加された皆さんとコミュニケーションが図れたことも良かったです。次の機会を楽しみにしています。

 

皆さんの勉強会に向けての努力を目の当たりにし、良い刺激をいただいた(40代女性)
他の方のレッスン風景を見る事で自分の問題点と重ね合わせることができ、「なるほどな」という発見がありました。また、それぞれが勉強会に向けて努力した成果を目の当たりにして、とても刺激をいただき、モチベーションが上がる良い機会になりました。

最後に皆で弾いた合奏では「音を合わせるって楽しいな」と再確認できました。

発表会ですと自分の出番の準備などで他の方の演奏を座って聴けない事がありますが、「勉強会はじっくり皆さんの演奏を聴けていいなあ」と思いました。またこういった機会がありましたら参加したいと思います。

 

先生の他の方への注意を聞いて、自分の音を客観的に聴けた気がした(30代女性)
ポイントを絞った指導を見ていると、発表会では聴き流してしまうであろうフレーズもどのような点に着目して聴くのか等、聴き方の勉強にもなりました。また、姿勢や身体の使い方、タイミングの取り方など、先生の指導が入る事でどんどん音がクリアになっていく様子を見る事が出来たのは、勉強会ならではだったと思います。普段練習しているとどうしても自分の音は美化して聴きたくなってしまうので、先生が「ズルズルしている!」「パンと響かせて!」と言っていた音はこのことか!と客観的に自分の音を聴けた気がしました。そして、ポイントを掴むと一気に上達する皆さんの音を聴いて、早く自分も練習したい!というモチベーションが高まりました。

私はヴァイオリンを始めて日が浅いですが、今後自分にも取り入れたいと思う発見が多く、これを機に良い基礎作りが出来る予感がしています。勉強会後の懇親会で少しですが皆さんとお話出来た事で、ヴァイオリン仲間が出来たようで心強くなりました。早く皆さんと音合わせが出来るように練習頑張ります。

 

表情ある一つの「曲」として弾くと、どんな小曲も美しい音楽に(50代女性)

皆様楽器を高く構え、美しい姿勢で弾かれていることに感心しました。

私は今、弦の上で指を滑らせポジション移動するシフティングの練習をしているので、指の動きにも注目しましたが、ドッペルコンチェルトを弾かれた方のシフティングがネックを這うように滑らかに移動できているのを実際に見て、とても勉強になりました。またレッスン中のご指導とともに、弾かれる曲の表情がどんどん豊かになっていくのを拝見し、練習曲でも音階でも、表情ある一つの「曲」として弾くと、どんな小曲も美しい音楽になる、ということを再認識しました。

最後に合奏に参加させて頂きましたが、聴きながら弾く難しさを実感しました。アンサンブルなど人と一緒に弾きたいと思っている私には、相手の音を聞きつつ自分のパートをきちんと弾く、ということは今後の課題です。3曲のなかでは一番難しいだろうと思っていたブラームスのワルツが、動画で見ましたら一番良かった気がします。
日頃それなりに時間を見つけて練習しているつもりではありますが、このように形を変えてレッスンして頂くと新たな課題が見つかったり、あんなふうに弾けるようになりたいと目標設定できたり、モチベーションも上がってとても良いと思います。

基礎の大切さを感じ、よりバイオリンが好きになった(30代男性)
今回は、初心者の方から経験者まで、小学生から年配の方までと、幅広い方の演奏を聴けてとてもいい体験ができました。レッスン形式での発表だったので、自分にも投影する事ができ、先生の指導を自分のものとして感じることができました。

生徒が急いで弾いているところを先生が弾くと、ゆっくり動いているように感じますが、先生の方がしっかりとそして楽々と弾かれていました。それは、先生の方が直前の準備がきっちりできているからこそ、次の余裕が持てているんだと思いました。

そして合奏では全体になると走ってしまうことがわかりましたが、ピアノが入ってからの合奏では、ピアノがテンポを整える役割を担った事で全体のテンポ感が整っていました。それがきちっとできるプロのピアニストの凄さを感じました。

やはりどのレベルにおいても、発音をしっかりする、左手を先行させる、思い切って弓を使う、基礎のスケールを固めるということが大切で、その結果が良い演奏に繋がっていくんだなと思いました。今後はそれらのことを意識しながら練習していきたいと思いました。今回全体を通して、基礎の大切さを感じ、よりバイオリンが好きになりましたし、より練習したくなりました。次回は奏者として参加するのを楽しみに練習していこうと思います。

 

動画や写真を見返して、直すべきところをもう一度客観的に確認できた(30代男性)

今回初めて皆さんにお会いして、年齢層も幅広くヴァイオリン歴も様々だなと思いました。私はヴァイオリンを弾く上で弦楽合奏することに最大の喜びを感じるので、今年になって教室の在籍者数が増えたことを嬉しく思っています。

お互いのレッスンを聴き合い学び合うという勉強会の試みはとても良いと思います。他の方が自分と同じところにつまずき、先生のアドバイスを受け上手く弾けるようになる過程を見るのは本当に勉強になりました。さらに動画や写真を見返して、自分の直すべきところをもう一度客観的に確認できたのも良かったです。

今回は練習不足な上、エチュードだけで受講したこともあり、演奏技術についての注意ばかり受けることになってしまいました。曲も受講していたら、音楽的解釈やそれを実践するための技術についてのアドバイスが頂け、弾く方も聴く方もさらに充実した勉強会になっただろうなと感じました。

生徒の皆さんの感想文を読んで

何気なくお願いした感想文でありましたが、皆さんが一生懸命勉強会に取り組み、様々なことを感じ取ってくださったことがよくわかり、「勉強会をやって本当によかった!」と強く感じております。

ヴァイオリンの練習は、やみくもに時間をかけているだけでは進歩が望めません。自分の課題をきちんと把握し、ポイントを押さえた練習をしていくことがとても大切なのです。

次回の発表会では、今回の勉強会での経験を生かし、ひと回りもふた回りも成長した皆さんの姿が見られることを今から楽しみにしています!

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